Androidユーザーに、あえてAppleの充電ケーブルを勧めたい

スペック至上主義のAndroidユーザーにこそ、Appleの「60W USB-C充電ケーブル(1m)」

を一本だけ買ってほしい。

iPhoneを買う必要はない。
Macもいらない。
今まで通りSoCを比較して、メモリを見て、ベンチマークを眺めて、好きなAndroidを選べばいい。

ただ、ケーブルだけAppleにする。

安心してほしい。
データなんて運ばせなくていい。
電気しか運ばせない。

Apple純正の編み込みケーブルは、とにかく細くて柔らかい。
編み込みなのにガサガサしない。端子部分まで細い。端子を接続する瞬間の感触まで楽しい。

もちろん、全部入りのサードパーティ製ケーブルも素晴らしい。
240W。40Gbps。映像出力。

全部詰め込んだ結果、太くて硬くなったそいつは、もはやケーブルというより縄跳びだ。

実用性は最強。いわばドリンクバー付きのビジネスホテル
安い。便利。必要なものは全部ある。

でも、たまには泊まりもしない高級ホテルのラウンジで、一杯のコーヒーくらい飲んでもいい。
ケーブル一本くらい、そんな選び方をしてもいい。

「でも60Wだろ」

「USB 2.0だろ」

「その値段ならもっと高性能なの買えるだろ」

知ってる。
こっちだってオタクなので、数字くらい読める。

そのうえであえて言わせてもらうと、数字から降りるんだよ、240Wも40Gbpsもいらないところに全部詰め込んでどうすんだってなるワケ、スペックを突き詰めたオタクから言わせてもらうとさぁ。
Appleにはあの贅沢に作られた細い布のケーブルで電気だけ運ばせておけばいいんだよスペックを追いかけた末に必要のないスペックを捨てられるようになるのもオタクとして一つの醍醐味だと思わないか?

もし周りの厳ついオタクに、
「なんでAndroidなのにAppleのケーブル使ってんの?」

と突っ込まれたら、

「あぁ、これ? 電気しか運ばせねえよ。Appleなんてこれくらいでちょうどいいだろ(笑)」
とでもかましておけ。